稼げるアニメスタッフになるための方法を職種別に紹介します。
スピード、制作部と仲良くなる、なんでも描ける能力が必要です。 アニメは枚数単価、カット単価で収入が決まる出来高なので早ければ早いほど収入が増えます。 さらに言えば、デジタルに強くなっておくとさらにスピードがアップします。 最近では、動画+彩色+デジタル撮影をこなすハイブリットなアニメーターも登場しました。 動画の収入に彩色、撮影の収入も加わりますので、通常の動画担当者より稼げます。 また制作部はアニメータさんに仕事を持っていく仕事なのでたくさんの制作部のスタッフと仲良くなっておくと自然と仕事が貰えます。 さらに、メカ、キャラなんでもかける人であればより一層仕事が入ってきます。
背景もアニメーターと同じで出来高のお仕事です。なので稼ぐためにはスピードを身につける必要があります。 またアナログ背景はポスターカラーの乾く時間が必要なため枚数を稼ぐにはデジタル背景のほうが早くたくさんの背景を作ることができます。 しかしお仕事が入ってこなければ意味はありません。お仕事を貰うには再現性を身につける必要があります。 アニメの1話の背景はみんなで描くので美術監督が描く美術ボードというシーンのキーとなる背景を描きます。 ほかのスタッフはこれに合わせて背景を描くので再現性が求められます。
プロデューサーは他のスタッフと違って固定給の場合がほとんどです。 なので稼ぐためにはフリーのプロデューサーやランクが上の会社への転職を目指すことになります。 しかし、簡単に仕事は取ってこれないのでまずは会社付きのプロデューサーで経験を積むことになります。 ここでの様々な会社との仕事、交友、仕事に対する様々な立場のスタッフからの高い評価で次のステップへの道が開けます。 まずはメインスタッフから仕事における信用と作品作りに対する信用を得ることが必要になります。 そのため様々なスタッフと関われる制作進行からプロデューサーを目指すことが最短経路です。
監督もプロデューサーと同じことが言えます。 監督の給料は作品単価(ただし月毎に分割して支払われる)になります。 年間の所得は何本作品を監督したかで決まります。 しかし監督は基本フリーなのでほかの会社の作品や話数を複数かけ持つことができます。 監督の仕事と合わせて演出の仕事を(特に絵コンテ)をやればやっただけ稼げる仕事です。
声優さんのアニメでのお仕事は約1日で終わるお仕事なのでたくさんの作品をかけ持つことができます。 なので作品をやればやるほど稼げるお仕事です。 作品が長期にわたって継続したり、劇場版、OVAになればさらに仕事は増えます。さらにメインキャストになれば出番が増えるのでさらに稼ぐことができます。 さらに、ゲーム、ナレーション、キャラクターソング、ライブ、など多岐にわたるメディアでのお仕事が加わるので稼ぎはいっそう増えます。