アニメに関わるスタッフ

★主な仕事内容

アニメのスタッフは絵を描く人、色を塗る人のようにスキルごとに役割(業務)を分け、それぞれの役割(業務)ごとの完成を目指し、次のスタッフに渡します。アニメはこのようなリレー方式で制作する【分業制】をとっています。 また、繋がりのある役割(業務)を纏めた「部門」があり、その部門での役割の大きさがそのままキャリアパスになります。 アニメの企業には1~3部門だけの中小企業や複数の部門を持つ大企業があります。アニメに関わる主なスタッフと部門についてご紹介します。

制作部

制作部はプロデューサーをリーダーとし、作品の予算、人事、スケジュールを管理します。
プロデューサー/アシスタントプロデューサー(AP):アニメ企画の推進と予算確保、コアメンバー(監督、やデザイナー)を決定します。商業的な責任者。
制作デスク:アニメ制作が決定した企画をプロデューサーから引き継ぎコアメンバー(監督、やデザイナー)と各話数の制作を管理します。
制作進行:制作デスクの指揮下で3名ほどのチームを組みそれぞれが1話数の制作を管理します。

演出部

演出部は監督をリーダーとして作品全体のメージを作り、簡単な絵やストーリーを起こします。
監督:作品全体のイメージを作り、ストーリー、キャラクターを決定します。作品のおもしろさの責任者。
演出/絵コンテ:監督のイメージに基づいて各話数の絵コンテ(映像の流れを4コママンガのように描いたもの)
を起こし、各役割(業務)での完成品が絵コンテの意図通りにできているかチェックする。

文芸部

文芸部はシリーズ構成をリーダーとして作品全体のストーリーとシナリオを作ります。
シリーズ構成:プロデューサー、監督とともに企画から参加し、作品全体のストーリー、話数ごとのプロットを作る。
シナリオライター:シリーズ構成の指揮下で3名ほどのチームを組みそれぞれが1話数のシナリオを作る

作画部

作画部はキャラクターのデザイン、レイアウト、演技を設計して映像化します。アニメ作りの心臓部です。
キャラクターデザイナー/総作画監督:企画、ストーリー、原作から動かす為に最適なキャラクターデザインを行います。最上位クラスのアニメーターが担当します。絵の責任者。
作画監督:キャラクターデザインに従った作画であるか、動きの破綻はないかをチェックします。
レイアウト/原画:キャラクターのレイアウト、動き(しぐさや表情など)を絵コンテの内容を読み取りキャラクターデザインに沿った設計を行います。絵で解を出す物理学者ただし法則はカッコよければ捻じ曲げる。
動画:原画によって作成された動きの間を作り、スムーズな動きを作ります。正確な間の絵と均等な線の品質が求められます。

美術部

美術監督:アニメ作品の美術(背景)全体に携わる責任者。
美術:美術監督の指揮下でキャラクターの背景になる絵を水彩画で作成する。最近はデジタルでの作成が主流になった。

デジタル部

PCを使って作業を行う部門
色彩設計:アニメ作品の彩色全体に携わる部門の責任者。
彩色:「動画」を塗る人。制作工程では彩色としているが、現場では仕上げと呼ぶ事の方が多い。
3DCG:絵コンテなどを元にモデリングした素材をソフト内に配置して動かしたり、カメラを設置してカメラワークをつける。
撮影監督:アニメ作品の撮影全体に関わる部門の責任者。エフェクトの調整などを行う。
撮影:撮影監督の指揮下で各素材を合成しアニメーション映像を作成する。

音響部

音に関する制作業務は音響部または「音響制作会社」が取り仕切る。出来上がった映像を元にアフレコ、効果、音楽がつけられます。
録音:音楽、セリフ、効果音をバランスよく重ね合わ、アニメの音を完成させる作業を行う。アフレコに関する作業も行っている。
音響効果:効果音を作成するスタッフ。
作曲/選曲:BGMを選曲、作曲するスタッフ
音響制作:音響作業の管理を行うスタッフ。音響監督のアシスタント的な作業をしたり、声優のブッキング、アフレコ・ダビングの手配等を行う。
音響監督:キャスティング・音楽(BGM)の発注・声優への演技指導等を行う。

俳優部

キャラクターの声を担当する声優さんが担当する部門。音響部とセットで仕事が行われる。
声優:キャラクターの声を担当するスタッフ。キャラクターの設定に従いストーリー展開でのセリフをあてる。

編集部

アニメの完成版を納品先の仕様にあわせて作成します。
編集:各カットの繋ぎ合わせ。不要な尺の調整。

             
アニスク厳選のアニメ専門校ランキングへ!

アニスク厳選のアニメ専門校全国ランキングへ!
アニスク厳選の地域別アニメ専門校おすすめランキングへ!

18年06月21日時点での
全国ランキング

 コラムページ